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薪神社にて奉納演武

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奉納演武
について

合氣道の開祖である植芝盛平氏が、大本教の信者であったこともあり、合氣道は先祖崇拝や神道、宇宙の成り立ちなど、少し宗教性が強く残る武道かもしれません。そのため、多くの合氣道道場では、神棚があったり、植芝盛平氏直筆の書が飾ってあったりしますし、植芝氏も合気神社を生前作っておりました。その宗教性の保持が他の武道とは異なるところかもしれません。(国技である相撲の成り立ちは、出雲の国を守ろうとしたタケミナカタノカミがアマテラスの遣わしたタケミカヅチノカミと戦ったという古事記の話が由来であるともされています。)

でも、例えば、日本人の日ごろから行っている食前の「いただきます」「ごちそうさま」と言って手を合わせる儀式は、神道の名残りです。これは、火を意味する左手と水を表す右手を合わせ、常に調和を祈る象徴でもあります。

また神社でお辞儀をするのは、縦を意味し、柏手を打つのは横を意味するそうですが、こちらも古事記に由来するようです。そしてこれも調和を表し、現代でも礼と拍手は、様々な場で行われています。

 

神道は、生活様式である、と私たちは捉えており、奉納演武も喜んで務めさせていただいております。

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